高幡不動

(たかはたふどう)

〜多摩動物公園・多摩テック〜

立川市と八王子市、多摩市に囲まれている「日野市」ですが、幕末に活躍した新撰組の副長、
土方歳三氏の生まれ故郷として有名な所です。 さらには「関東三大不動」の1つになっている
「高幡不動」のある所でも有名です。 お正月になりますと初詣客で非常に混み合いますねぇ。
今回はその「高幡不動」を訪れた後、多摩動物公園や多摩テックへと向かって歩いてきました。
それでは、どうぞご覧下さい。
高幡不動駅
京王線新宿駅から特急に乗って約27分で、
「高幡不動駅」に到着します。
割りと近い感じがすると思いますが、如何でしょう?

そんなワケで1枚目の写真は恒例の駅前写真。
京王線の中でも一番多い5番線(ホーム)もあり、
車庫まである大規模な駅なのですが、
駅前は至って普通の佇まいですね〜。
自分の小さい頃からあんま変わってないかも?

「多摩動物公園」に向かう支線がここから出ています。
更に最近開通した「多摩都市モノレール」の乗り換えが
出来まして、立川や多摩センターへの利便性Up!
そして、後を振り返ると「高幡不動」への参道が!
(↑大袈裟だよ)
ここを真っ直ぐ進むと2分ほどで、
最初の目的地「高幡不動」に到着します。

ところで駅舎は殆ど変わっていないと、
上の所に書きましたが、駅周辺はガラっと変わりました。
(現在は駅自体も改築されています)
後ほど登場するのですが、
「多摩都市モノレール」の開通が影響したのかと、
個人的には思っているのですけどね。
高幡不動尊参道
高幡不動尊の姿が・・・
そんな訳で参道を歩いて行きますと
バッチリ見えて参りました「高幡不動」が。

自分の住んでいる所からも電車で直ぐに行く事が出来、
割りと訪れる事が多いのです。
この参道の商店街もなかなか味のある店が多いので、
見ながら歩くのも一つの楽しみであります。

写真左側には「高幡まんじゅう」の店があり、
東京の銘菓として有名ですので、
訪れた際には買って味わって頂きたいものです。
信号を渡って「仁王門」を潜りますと、
間もなく「不動堂」がデデ〜ンと鎮座まします。

ここではお護摩ご祈祷が毎日行なわれております。
スペシャル企画で紹介した「高尾山」と同じですね。
でもコチラは平地にありますので、
高尾山に行くよりもずっとラクですよねぇ〜。(オイオイ)

当然、ここでお参りをしてきましたよ。
そして目の前の煙を頭の方に煽りました。
「頭が良くなりますように」って、今更無理ですな。
不動堂
五重塔
そして、「不動堂」の左斜め上には、
「五重塔」がこれまたデデ〜ンと御出座しでございます。

いやぁ〜、本当にデカイですねぇ〜。(全高45m)
それにデザイン的にも目を見張るモノがあります。
都内でもこれだけの五重塔はなかなか無い筈です。

そう言えば「高幡不動」は平安時代に建立された不動様ですが、
当然この「五重塔」もその当時から存在していたんですよ。
う〜ん、本当に歴史が感じられますなぁ…。
そしてその先に進みますと「奥殿」と呼ばれる、
これまた派手な建造物が登場しました。

ここには京都から修復されて戻ってきた、
不動尊を主に文化財が陳列されている所で、
当然の事ながら拝観する事が出来ます。(有料ですが)

しかしこの後、多摩動物公園や多摩テックなど、
散策に向かうこともあり入る事が出来ず残念でした。

今度訪れた時にでもゆっくり見てみたいものです。
奥殿
大日堂
更に奥の方へ進みますと、
「大日堂」という建物に到着します。
ここが「高幡山」の総本堂であるとの事です。

この他にも「弁財天」や「大師堂」など、
本当に見所が豊富で1日中散策出来そうですね。

それと、撮影時は季節から外れてしまってますが、
ここは「紫陽花」の名所としても有名で、
様々な紫陽花がこの裏の沿道に咲き誇り、
見に来た方の目を楽しませてくれます。
ですので6月に行くのがベストかと思います。

という事で「高幡不動散策」はここまでとしまして、
今度は一路、多摩動物公園へと向かいました。
「高幡不動」を後にしまして、
「北野街道」を先ずは新宿方面に進みました。

写真はその途中を撮ったモノですが、
標識のある交差点を右に折れると、
第一の目的地「多摩動物公園」に行く事が出来ます。

その先に「多摩都市モノレール」の高架線が見えますが、
 モノレールの方も同様に「多摩動物公園」方面に行き、
最終的には「多摩センター」まで繋がっています。

そんな訳で自分もこれからひたすら、
モノレールの高架線下を歩いて行く事に。
北野街道
程久保駅
歩き始めて15分くらいだったでしょうか?
多摩都市モノレールの「程久保駅」がございます。

この辺りは一般住宅の他にも「高幡台団地」など、
ベットタウンとしての一面もありますので、
駅があっても全くおかしくない訳です。

方や「京王線」の方は途中駅もなく、
そのまんま「動物公園」まで行っちゃいますけど。

因みに京王線はこの写真の左側に線路があります。
(ちろっと見えますかね?)
更に歩き続けて多摩都市モノレールの高架線が、
写真の先が右の方に湾曲しているのを見まして、

「えっ、動物園ってそんなに遠かったっけ?」

なんて思ってしまいました。
モノレールの高架線が通っているからでしょうか?
それとも自分の体力が衰えたからでしょうか?
(↑それが有力ですな)

そんな他愛もない事を考えながら撮った1枚がこちらです。
しかし川沿いを歩くのは気分良いですね〜。
(流れているのは程久保川です)
多摩動物公園はまだ遠く・・・
多摩動物公園
そして、なんやかんやで30分くらい掛かって、
最初の目的地「多摩動物公園」に到着しました。
正面入口を写真に収めました。

ゾウさんがお出迎えしてくれてますねぇ〜。
散策した日は平日だと言う事もあって、
小さい子供連れのお母さん達が多くいました。
この写真の裏手に京王線の駅があります。

入場料:大人600円 中学生200円
小学生以下と65歳以上の人は無料
開園時間:午前9時30分〜午後5時
さて、動物公園を後にしてもう1つの目的地、
「多摩テック」を目指して歩きました。

この辺りになると、モノレールの高架線が消え、
何と言いますか「田舎チック」な風景が広がります。

更に写真中央の「ケーヨーデイツー」の看板が、
「ここは郊外なのだな」と言う雰囲気を、
一層高めてくれちゃったりします。

(ケーヨーデイツー=大型ホームセンター)
でも、23区にも店舗があるんですよね。(オイ)
ホームセンターの看板
七生公園
と、その途中に公園を発見しました。
名前を「七生公園」でして、都立の公園だそうです。
道沿いに「ゴルフ練習場」があるのですが、
丁度その裏側に位置しています。

写真はその公園内の「トンボ池」です。
この他にも色んな生物が公園内に棲息していて、
多摩の自然に直に触れられる公園ですね。
入場料はもちろん無料でございます。

因みに自分はここで「トイレ休憩」を行いました。
スッキリした後は再び散策を開始しました。
暫くすると「多摩テック」の看板が登場。
写真中央、緑の円形の物がそれなのですが、
これを見ている方はその手前の看板の方に、
目が向くと思われますが如何でしょう?

ご覧の通り「ホテル野猿」という名前でして、
「のざる」ではなく「やえん」と読みます。
八王子市に「野猿峠」という有名?な峠があるのです。

まぁ、そこから名前を取ったのでしょうが、
どんなホテルかは聞かないで下さい〜。(オイオイ)
今度はホテルの看板
多摩テック入口
上の写真を進むと二又の交差点がありまして、
それを右に折れて歩き暫くすると、
第2の目的地である「多摩テック」の入口に到着。
という事で1枚撮影してみました。

この信号の左に進むと大型駐車場があります。
「う〜ん、ここへ来たのは小学4年生以来だ!」
なんて事を感慨深く思いながら入って行きました。
と言うワケで、正面入口まで辿り着きました。
逆光に苛まれながらも何とか撮った写真ですが、
やっぱダメだなこりゃ・・・。

この遊園地はホンダ系の経営である事もあり、
「ゴーカート」のアトラクションが多い事で有名ですな。
当然ジェットコースターや観覧車など、
他の遊園地にも存在する乗り物もありますよ〜。

更に最近「天然温泉」が掘れた事もありまして、
行楽施設として魅力がアップしてます。
入園料:大人1600円 子供800円

という事で、今回の長い散策は終了したのでした。
多摩テック
「日野市」は全体的な規模の割には歴史的な見所が多くて(←失礼なっ!)
今回は「高幡不動」を始点としましたが、これからも日野市内の色んな見所を
廻りたいと思った今回の散策でした。まだ土方氏の生誕地も行ってませんし。

Update 2003.1.13